研修のご案内:連続開催~Pix4D実技講習~(11月28~30日)
(ご案内PDFはこちら)(お申込みフォームは本ページ下部です)
概要
株式会社サイバネテックより講師を招聘し、Pix4Dや専用カメラ・解析システムに関する技術セミナーを連続開催します。測量用途に限らず、センシングや農業系ツールなど、幅広い分野を取り扱います。詳しくは同社ホームページをご参照ください。会員各位の積極的なご受講をお待ちしております。よろしくお願いいたします。
(1)Pix4D実技講習「ドローンを用いた撮影デモとPix4Dmapper処理の一般的な解説」
光学カメラのついたPhantom4 Pro でフライトデモを実施、空撮で取得した光学画像の処理プロセスをご紹介します。可視光カメラの画像をPix4Dmapperで処理し、オルソ画像や点群を作成する手順を解説します。Pix4Dmapper処理の入門的な内容です。
(2) Pix4D実技講習「Senteraカメラを用いたドローン撮影デモと農業向けNDVI処理の紹介」
Sentera製のマルチスペクトラル・4K のダブルカメラ搭載のPhantom4 Pro でフライト撮影デモを実施。得られたマルチスペクトラルカメラの画像を、Pix4Dで処理し、NDVIマップを作成する手順の解説します。マルチバンド画像の処理プロセスもご紹介します。キャベツ畑、水田、ゴルフ場のグリーンやフェアウエイ、海面下にある藻、等の実例を詳しくご紹介します。
(3) Pix4D実技講習「Phantom4Proを用いた撮影デモと測量向けGCP処理と計測」
Phantom4Proを用いて、Pix4Dcaptureアプリによるドローンの自動飛行・撮影デモを行います。可視光カメラの画像をPix4Dで処理する際に、地上測量のGCPポイントを用いた補正を行うことにより、高精度の3次元点群を作成し、長さ・面積・体積の計測をする手順を解説します。
(4) Pix4D実技講習「農業向けPix4Dfieldsの紹介と説明および熱赤外画像の処理」
Sequoia+やRedEdge-Mなどのマルチスペクトラルカメラで取得したマルチバンド画像を、Pix4Dfieldsに入力し、画像処理によって2次元のインデックスマップを作成し、比較・分析する手法を解説いたします。また、DJI:ZenmuseXTの熱赤外R-JPEG画像を、Pix4Dmapperで処理、温度マップを作成する手順もご紹介します。
(5) 3Dレーザースキャナ実技実習「GeoSLAM製スキャナを用いた建屋内でのスキャンから点群表示まで」
GeoSLAM社の3次元レーザースキャナによる、モバイルマッピングシステム及び3次元点群作成デモを行います。レーザースキャナでの屋内のスキャニングデモと、ロガーに記録されたデータをLASファイルへ出力し、CloudCompareソフトで確認する手順の解説します。ドローン空撮とあわせ、内外からあらゆる対象物を3D化できる技術です。
日時
(1)11月28日(水) 14:00~17:00
(2)11月29日(木) 09:00~12:00
(3)11月29日(木) 14:00~17:00
(4)11月30日(金) 09:00~12:00
(5)11月30日(金) 13:00~15:00
場所
大分県産業科学技術センター 第1研修室(大分市高江西1-4361-10)
講師
株式会社サイバネテック 原田雄一郎 氏、平方洋二 氏(ご両名とも昨年度と同じ方です)
受講料
無料
定員
各回30名